漬物とフラメンコ

《ブログランキングに参加してます。応援よろしくお願いします!》
  

 

こんにちは、フラメンコギタリストの松村哲志です。

 

こないだ、うちの前の海に行って一人飲みをしていた時の話。

 

ウッドデッキに座りながら江ノ島をボォ~ッと見てビールを飲んでいると、、、

後から隣に人がやって来た。

そして、
その人も同じように上半身裸でビールを飲みはじめた。

 

その人は年がら年中海にいるのか、
真っ黒に日に焼けて、もはや日本人には見えないような状態…

 

そんな人が近くのスーパーで買って来たと思われる
漬物の盛り合わせを片手にビールを飲んでいる…

 

湘南は本当に面白いところだ。(//∇//)

 

割と匂いに敏感な自分は、
すぐにその漬物がぬか漬であることを察知した。

(おっ、自分もぬか漬が好きだ…今度持ってこよう!)

 

ここまでは良かったのだが、
またいつものようにどんどん想像が膨らんで来る。

自分はフラメンコギターが職業というのもあって、
何でもかんでもフラメンコに結びつけるのが好きだ。

 

結びつけることによって、
お互いが近い関係に見えてくるから面白い。

 

で、何を結びつけたのか?

 

というと、

 

漬物とフラメンコ

 

だ。

 

漬物には多くの種類があるが、
今回はぬか漬だったので…それで。( ̄∀ ̄)

 

キュウリやナスなどの野菜が
ぬか床に入って漬物になって行く…

最近では肉とか魚も漬けるらしいのだが、

 

自分的には元々の肉や野菜が
糠に漬けることで遥かにグレードアップすると思っている。

 

まるでぬか床は魔法使いのようだ。

 

野菜でも肉でも魚でも、
ぬか床さえあれば何でも漬物になるということだ。

 

さて、これをフラメンコに結びつけるとどうなる?

 

コンパスさえあれば何をやってもフラメンコになるということに繋がる。

 

ぬか床がコミュニティー(コンパス)であり、
ナスやきゅうりがコミュニティー(コンパス)に集まってくる人…になる。

 

最初はただの野菜だったのが、
ぬか床にしばらく入るだけで日本の究極の伝統料理に変貌する。

 

一体、誰がこんな凄いことを考えたのかは分からないが、
江戸時代の初期にはすでに現在の形の糠漬けがあったらしい…

 

ぬか床は生き物というだけあって、
最適な置き場所も「人間が快適と感じる所」だという。

 

そして、なんと400年前のぬか床も現存しているという。

 

まるでフラメンコのリズムのようだ。

 

ま、それは置いといて…

 

これは、ただのおっさんが
コンパスの中に入っただけで
凄いおっさんに変貌するのと同じようなことだ。

 

コンパスに入ることによって、
フラメンコという究極の伝統芸能を演じるおっさんに変貌するわけだ。

 

それぞれの野菜がぬかの魔法を浸透させて、
究極の伝統食に変貌していくわけだから、

当たり前のことだが野菜が最初から漬物である必要はない。

 

この変貌ぶりが面白い部分であり、
同じぬか床に漬けていても、野菜は毎日違う浸かり方になる。

 

さっきのおっさんも毎回同じにならないという所は漬物と全く同じだ。

 

そしてまた、

漬物がぬか床に入ることは普通ない。

 

これをフラメンコに言い換えると、
最初から振り付けを決めた完全なる自分である必要はないということ。

 

それは、すでに漬物の状態ということだ。

 

ぬか床の魔法=コミュニティーの魔法(コンパス)

 

をイコールと定義づけるならば、

 

野菜はぬか床の魔法によって自然に成長し、
人はコミュニティーの魔法の中で自然と成長する。

ということがいえる。

 

あ、う(・∀・)

 

ぬか床は人の手によって味が変わるというから、
コミュニティー毎に風味が変わるコンパスとそっくりだ。

 

ぬか床に入っている野菜がそれぞれの個性へと変貌を遂げるように、

 

フラメンコの場合でいうと、
コミュニティーというベースがあるからこそ人それぞれの個性が際立つわけだ。

 

きゅうりがナスに決してなろうとはしない。

別にナスがカブにならなくていいのだ。

 

ぬか床に入れられるキュウリやナスのことを想像すると、
きっと余計なことは何も考えていないはずだ。

 

余計なことを一切考えずにコンパスの中に入って行く。

 

そんな風にコミュニティーに入る前も、
そのままの自然体な自分の状態でいることが何よりも重要なことだ。

 

でないと、

コンパスの乳酸菌は浸透してこない。

いつものように、
こんな感じで考えを巡らしている間に、
気がついたら隣にいた人はとっくにいなかった…(^_^;)

松村哲志の初のソロアルバム『I’M MELONCITO』はこちらから!

松村哲志の初ソロアルバムはこちらからどうぞ!

全10曲【完全オリジナル9曲と大胆なアレンジで聴かせる『荒城の月』の大作!!!】共演 斎藤崇也、葛西レオ、ルイス・デ・ペリキン、モイセ・エレディア、ノノ、パコ・フェルナンデス他

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です