家系ラーメンにみたバランス感覚とは?

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こんにちは、ツアーから帰ってきたばかりのメロンシートです。

今回は車で長崎県まで行ってきましたよ!

途中、初めての萩や境港にも寄ってきました。

萩には「松下村塾」があって、
もう何年も前からずっと行きたかった場所。

今回やっと念願叶いました。

そして境港では、「ゲゲゲの鬼太郎」に会ってきました。

何やら倉庫から、あの歌が聞こえてきたり
いたるところに目玉おやじがいたりして楽しい町でした。

さて、今回はラーメンに纏わる話をしたいと思います。

ライブで全国各地を回ってると
ご当地ラーメンというものをついつい探してしまう。

いままでも、グルメには興味あったけど、

最近ではB級グルメの「ラーメン」に異常なほどハマってます。

いやぁ~、これがまた実に奥深い…

ラーメンと一言でいっても

「醤油ラーメン」

「塩ラーメン」

「味噌ラーメン」

と全く異なったものの総称なんだけど、

どちらかといえば、「塩ラーメン」専門店って数少ない気がする。

あ、そういえば思い出した。

あの有名ラーメン評論家の石神秀幸さんの著書に

「塩ラーメンが1番作るのが難しい」と書いてあった。

そういう理由なのかな?

まぁ~それはいいとして、

それぞれにそれぞれの
バランスというのがあるんだけど、

その中でも「家系ラーメン」というのがある。

自分が初めて食べたのは、今から25年くらい前の

吉村家

そのころ、植木屋の職人として働いていて
横浜市の磯子区へ手入れに行った帰りに先輩たちに連れて行って貰った。

いま、「杉田家」がある向かいにあった。

それ以降、新杉田には何回か行った。

その時食べた印象は、
店内の強烈な豚骨臭に倒れそうになりつつも、
それとは逆に異常なほど旨いと感動したのを覚えている。

あとは、すごい行列の印象も残ってる。

 

 

 

 

 

いまは、家系ラーメン直系店とか亜流だとか、
壱系だとかいろいろあるが、その頃は、ほかにはなかった。

あ、そうそう今や家系ラーメンと
呼ばれる店は世界に600軒以上あるらしい。

なんかで見たんだけど、

「スペイン」にもあるんだとか…

スペイン人は好きそうだね…基本、豚文化だしね。

はい、話を戻そう。

そんな家系ラーメンが若かった自分に
どうだ!」と言わんばかりに突き刺さってきた。

それまで、野方ホープ軒や大勝軒、中華そば青葉とか
いろいろ行ってはいたが、

自分にとってここまでのインパクトはなかった。

その後、スペインのマドリッドに移住。

数年間、日本にはいなかったが、
片時もラーメンのことは忘れなかった。

そして、帰国。

再び、ラーメンを食べる機会ができた。

街は、ラーメン屋でごった返し、
どこもがすごい勢いで頑張っていた。

そんな中、
やはりうまい家系ラーメンを探し求めて、
各地を食べ歩いた。

「環2家」「本牧家」「六角家」「寿々喜家」

「杉田家」「はじめ家」「上越家」「王道家」「まつり家」…

そして、あの「吉村家」

ガツンとキレのあるスープが脳天を直撃し、
加水率の低い酒井製麺の特注麺から小麦の香りが心地いい

スモークされたチャーシューがまた食欲をそそる

そして、海苔とほうれん草…

やはり、

旨い。

うますぎるのだ。

なんなんだ、このバランスは?

ある時、横浜でのライブの帰り道にその話を
フラメンコの踊り手のHさんにしてみた。

すると、

「男の人向けじゃないの?私は脂っこいのが苦手だから無理だわ。」

まぁ、そりゃあそうだろうね。

とは思ったが、
どんなところか見てもらいたくて、
少し遠回りしながら吉村家の前に行った。

そこには気が遠くなるほどの行列の塊。

それを見てHさんは

「何この行列!そんなに美味しいのココ?
脂っこくないのもあるんだったら行きたいな!」

意外にもそんな答えが返ってきた。

「好みで選べるから大丈夫、行こか!」

と食券を買って列に並んだ。

しばらくして中に入るとHさんは
ラーメンは久しぶりだという。

まぁ、女の人ってなかなか
ひとりでラーメン屋へは行きづらいもんなんだろうな。

そして注文の時、店員さんが

「お好みは?」

と聞いてきた。

「…」

横から自分はHさんに

「脂多目がいいよ!」

と言ったら、

「えっ?」

と言いながらも

「多目で」

と反射的に注文した。

「私、油多めで大丈夫かな?」

とHさん

「大丈夫やで!」

と自分

そして、ついに着丼。

 

 

 

 

 

ギラッギラとした鶏油がこれでもか!と輝いている。

レンゲでスープを掬うと
下からは濃厚な豚骨スープが上がってくる。

この混ざり具合が最高なんです。

Hさんを横目で見ると、
どことなく不安そうにも見えた。

きっと、こんなラーメンは見たことないはず…

自分が一口スープを飲むのを確認すると、

《あ、飲んでいいんだ!》

と言わんばかりにHさんもレンゲを掴んだ。

「旨い、やっぱり旨いわ」

と自分…

そんな自分の感覚を信頼しようとするかのように
Hさんはスープをそぉーと一口飲んだ。

「うっ…」

一瞬、Hさんの目が大きく見開いた。

と同時に

「おいしい…」

この瞬間、歓喜の声に聞こえてきました。

その後もどんどん食べ進めるHさん、

麺の風味も気に入ったのか、

「おいしいね!麺が短いのも気に入った」

そしてまた、何でもかんでも分析し始めるHさん

「この重厚感がとにかくすごいね。
メロンシートが油多めと言ったのがわかるよ。
鶏油ってまろやかさがあるんだね。底にある塩辛い豚骨スープと絡むと
尖った風味と絶妙にブレンドされてこの重厚感を出してる気がする。
まろやかさと尖った味が絶妙に混ざり合うからこの遠近感を生むんだ!」

えっ、すごいね~Hさん。

「あ、そう。ところで家系ラーメンって他にもあるんでしょ?
他の店にも行ってみたくなったわ。今度連れてって!」

とHさんが言った。

「うん、いいよ…」

と自分。

それにしても、この分析って、全てに繋がるよね?

フラメンコも一緒だし、もちろん仕事にも

「まろやかさと尖ったもの」

「強と弱」

「光と影」

このコントラストの絶妙な調和が奇跡的なバランスを産む。

う~ん、深い。

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